美術部校外学習

 美術部では、8月6日(火)に夏季校外学習で愛知県にある「豊田市美術館」と「あま市七宝焼きアートヴィレッジ」を訪れました。
 豊田市美術館は、市街地を見下ろす小高い丘の上の城跡に建てられています。明るい館内で企画展の「クリムト展 ウィーンと日本1900」を鑑賞しました。生徒たちは、モチーフの形や色の表現、構図から画家の思いや願いを感じ取ることができました。また、「実物の作品はテレビや写真で見るよりも柔らかい雰囲気がした」と、本物に触れるよさを味わうことができました。
 七宝焼きは、約180年の歴史ある伝統工芸の体験です。初めて学ぶ七宝焼きの説明を真剣に聞き、形や色の組み合わせを工夫したデザインを考えました。小さな素地に丁寧な作業を行い完成することができました。焼き上がりの作品を見て生徒たちは、「透明で美しい」「職人の方はすごい」「難しかったけれどまた体験したい」と満足していました。今回の校外学習では、作品を通じて画家の思いや願いを知る楽しさや、自分の思いや願いを込めて表現する喜びを感じることができました。今後の共同制作や個人制作に生かしたいと思います。

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