行事を中心として、学校生活のようすを紹介します。
【入学式準備】 | ||
【入学式&始業式】 | ||
【学級開き】 | ||
【平成29年度 輪之内中学校「入学式・始業式」 校長式辞】 咲き誇る満開の桜の花に祝福され、希望に胸を膨らませた全校生徒の皆さんと、今年度の「入学式」並びに「始業式」を迎えることができました。 本日は、松井 均 教育参事 様、大洞 英和 PTA会長 様のご臨席を得て、本式典が挙行できますことに、厚く御礼申し上げます。 さて、102名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。今日まで私たちは、皆さんの入学を心待ちにしていました。 皆さんは、今日から輪之内中学校の一員となりました。本校は、ふるさと輪之内の将来を担う人材を育てるという、地域の大きな期待を担い、これまでに、71年の歴史を刻んできました。開校当時からの校訓である「開拓精神」には、『自らの人生を切り開いていく強さを身に付け、豊かな才能を実らせてほしい』という願いが込められています。そして、「ひとりだちのできる生徒」の育成を教育目標に掲げ、一人一人が自ら考え、正しく判断して主体的に行動できる力を身に付けることに取り組んでいます。 皆さんは、入学式を迎えるにあたり、新たな仲間との出会いや小学校にはない専門的な学習、スポーツや文化活動を通して自分を磨く部活動といった、中学校ならではの生活に、期待と不安を抱いていたのではないでしょうか。 そうした皆さんには、「挑む」という言葉を贈ります。 この言葉には、新たな生活や学習、人との出会いや出来事に対して、決して臆することなく、積極的にアタックしてほしいという意味があります。中学校の3年間は、小学校の6年間分に相当すると言われるほど、心も体も見違えるように成長させてくれます。日々の生活の中で、「挑む」という気持ちを大切にし、様々な活動にひたむきに取り組む中で、うまくいったり、うまくいかなかったり、喜んだり、悲しんだり、ときには、葛藤したり、後悔したりするといった貴重な経験を通して、仲間と共に自分自身を向上させてほしいと願っています。 保護者の皆様、このたびは、お子様のご入学、本当におめでとうございます。 昨年度から、本校では、教育目標の具現に向けて、「今日も楽しかった。また明日も来たい!」と思える学校づくりを進めてきました。とりわけ、今年度は、「さわやかさと活力に満ちた輪中」を合い言葉に、確かな学力の育成、豊かな心とたくましい体の醸成、望ましい人間関係の形成を重点に、教育指導の更なる充実を図っています。 例えば、学力育成においては、少人数指導やTT指導を取り入れたり、ICT機器を活用したり、大学とも連携するなどして授業改善に努めます。また、心の育成については、地域行事やボランティア活動に進んで参画し、地域の方たちと一緒に活動しながら、思いやりや感謝の心を育むことに取り組みます。そして、望ましい人間関係づくりでは、生徒会が中心となって仲間と協働する活動を工夫することやいじめを見逃さず、解決するまで粘り強く取り組むことを大切にします。 本校の生徒たちは、だれもがよりよくなろうとする「芽」をもっています。私たちは、そのひた向きな「芽」を全力で伸ばします。逆に、誤った方向へ進みかけているようであれば、その悪しき「芽」を全力で摘むようにします。保護者の皆様には、どうか、私たちと力を合わせて、お子様の成長を後押ししていただきますようお願いいたします。そして、「輪之内中は、先生たちと保護者の仲がいいですね」と言われるような学校にしていきたいと思っていますので、今後ともご理解とご協力をよろしくお願いします。 2年生、3年生の皆さん、進級おめでとうございます。 学校の主役は、生徒の皆さんです。皆さん一人一人が、かけがえのない「命」を輝かせ、充実した学校生活を自らの力で築いていけるよう、自分たちで課題を見つけ、その解決に向けて皆で知恵を絞って行動するとともに、よりよい生き方を求めて生活してくれることを期待しています。 今日から新たな学年、学級での生活がスタートします。決意のほどを聞かせてください。 〔生徒の意見〕 最後になりますが、学校は、だれもが認められているという「安心感」をもつことができ、だれもが学び合っているという「充実感」を味わい、そして、だれもが成長できたと「達成感」を実感できることが不可欠です。毎日の生活の中で、互いを認め合い、仲間と学び合い、一緒に成長し合うことができる学校を、全校生徒316名と私たち、保護者の皆さんや地域の皆さんとでつくっていこうではありませんか。どうぞよろしくお願いします。 |