行事を中心として、学校生活のようすを紹介します。
【校長式辞】 「2学期のミッション」の成果と課題 ~さわやかさと活力に満ちた輪中~ 1 伝え合って、分かり合う授業(分かりやすく説明し、分かるまで追究する学習に取り組む。) 2学期には、校外のいろいろな先生に授業を公開する機会が12回もあり、よりよい授業をつくろうとする姿を見ていただきました。開放感のあるコミュニケーション活動や仲間と技能を高め合う練習活動、説明したり発表したりして学び合う交流活動など、伝え合って、分かり合う学習活動を工夫できました。今後更に、基礎的・基本的な学習内容の確実な定着を目指し、授業の終わりに行うまとめの学習に磨きをかけていきましょう。 2 葛藤や困難を乗り越える学級集団(改善すべきことを共有し、解決に向けて粘り強く取り組む。) 仲間との人間関係がこじれたり、集団に入るのが苦手だったりすることから起こるいじめや不登校は依然としてあります。でも、様々な違いをもった、これから大人になっていく皆さんが生活する学校にあっては、それも当たり前のこと。むしろ一つ一つの問題を自分のこととして受け止め、みんなの力で乗り越えさせていく営みにこそ人間としての成長があると思います。先生たちもチーム力を発揮し“丁寧に、粘り強く”皆さんの支援を続けていきます。 3 正義と誠実さを求めて生きる自分(誰もが正しいと言えることに、ひたむきに取り組む。) 仲間に嫌がらせをしたこと、学校に不要物を持ってきたこと、感情的になって仲間に危害を加えてしまったことなど、いろいろな問題行動がありました。これら全てのことは、共によりよく生きるために何が必要かを考えてもらう機会であったと考えます。全校集会や学年集会、学級会で取り上げ、みんなで「正義」について考え合うことを繰り返しました。今後も続けていきましょう。 冬休みのミッション:「さわやかさ」と「活力」を実践する13日間 ①命を守りきること ② 家族の役に立つこと ③ 苦手な学習の克服に努めること 「命を守りきること」については、年末年始の交通事故防止を始め、ネットトラブルから友達を傷付けてしまうようなことがないようにすることや、孤独感を感じたときには必ず誰かに相談することなど、自分や仲間の尊い命を守るためにあらゆる場面で正しい判断をしましょう 「家族の役に立つこと」については、かけがえのない家族と過ごす時間を大切にし、その一員としての役割を果たしたり、感謝の気持ちの言葉で伝えたりするなど、家族への温かい心遣いを実践してみましょう。 「苦手な学習の克服に努めること」については、決めた時間に、決めた場所で、決めた内容の学習に取り組む学習習慣を身に付けるとともに、短期集中で自らの課題点の克服に取り組み、冬休み明けのテストで結果を出すことができるよう頑張りましょう。 |