行事を中心として、学校生活のようすを紹介します。
11月24日(金)、輪之内町福祉課の方を講師に迎えて認知症サポーター養成講座を行いました。3年生では、「社会との共生」をテーマにして、全ての人が幸せに暮らせるよりよい生活環境をつくるためのマナーや心遣いについて理解を深め、身近な場で実践することをねらいと学習を進めています。講師の方の話やDVD鑑賞を通して認知症に対する理解を深めるとともに、認知症の方に対する接し方について班で意見交流を行いました。 認知症サポーターの役割は、地域において認知症の方が穏やかに生活するための見守りや環境整備をすることです。現在、日本では少子高齢化が進む中、中学校区を単位とした医療・介護等を地域で連携して行う「地域包括ケアシステム」が広がりつつあります。中学生はその一員として大切な役割を担っています。さりげなく援助できる気持ちをもち、温かく見守り適切な手助けをしてくれる人がいれば認知症の人も外出することができ、自分にもできることも増えていきます。「こころのバリアフリー」が大切であるということを教えていただいた講座でした。 |