(輪之内中学校)

学校生活

行事を中心として、学校生活のようすを紹介します。

岐阜県英語ふるさとプロモーションコンテスト H29.1.16
 本校は、岐阜県英語ふるさとプロモーションコンテストに応募しました。賞に入ることはできませんでしたが、その内容について西濃教育事務所から評価していただきました。
「地域の歴史を分かりやすく英語で伝えようとするシナリオの工夫があり、見事な映像編集がありました。ぜひ、輪之内中学校には、来年度もチャレンジしていただきたいと思っています。」

【応募作品】
Wanouchi Town : Lives in Waju
 ~輪中の町から世界に発信!!~


【作品に込めた願い】
 私たちが暮らすふるさと輪之内は、感謝の心に溢れたまちです。輪之内町には、校歌に歌われているように“洪水との闘い”の歴史があり、かつて治水工事に尽力をされた薩摩義士の方々への感謝を忘れることなく、永きに渡って慰霊を続けています。先人のなみなみならぬ労苦の上に今日の豊かな生活がある。だからこそ、私たちはよりよい社会を築かなければならないという考え方を受け継ぎ、また伝えていきたいと願って、プロモーション動画を作成しました。

■英文(全文)
(1)クイズ〔場面①教室〕
M.C.:
Today’s theme is “Wanouchi”.
Do you know about Wanouchi?

Everyone:Of course!

M.C.:
Wanouchi is blessed with beautiful nature.
It’s quiz time!

Everyone:Yeah!!!

M.C.:
Wanouchi is one of the “Waju” towns.
Why is it called “Waju”?

Everyone: We don’t know.

M.C.: Let’s check the answer.


(2)時代劇〔場面①中庭〕
Student 1:
We must stop the floods.
What should we do?

Student 2: OK. Let’s ask odaikansama.


(3)時代劇〔場面②和室〕
Student 2:
Please, stop the floods. Odaikansama.

principal:
I will ask people of Satsuma to fix this.
Stop the floods and help them.


teacher:
I’m from Satsuma.
Yes, Sir. てせどん…


(4)時代劇〔場面③薩摩堰〕
Student 1: Please help us.

teacher: We will try our best.

student 3:
Even if we pile the stones, the water still comes through.
What should we do?

Student 1: How about we use jakago?

Everyone: What is that?

Student 1:
We weave bamboos together and put stones inside.
It stops water.

Everyone: Let’s use that.

Student 1: 
We will help.(じゃかごを積む様子)
There are no more floods.
Thank you.


(5)クイズ〔場面②教室〕
Everyone: I see.

Student 2: I didn’t know that.

M.C.:
Next question.
How do people of Wanouchi thank people of Satsuma?

Everyone: We dance!♪ さつ~まぎし~
(「宝暦治水音頭」)

■日本文
(1)クイズ〔場面①教室〕
司会:
今日のテーマは輪之内です。
輪之内のことを知っていますか?

みんな:もちろん

司会:
輪之内には、豊かな自然があります。
今からクイズです。
 
みんな:イェーイ

司会:
輪之内は「輪中」の町の一つです。
なぜ、輪中と呼ばれているのでしょうか?
 
みんな:わかりません。

司会:
では、答えを確かめてみましょう。





(2)時代劇〔場面①中庭〕
生徒1:
私たちは、洪水を止めなければなりません。
でも、どうすればいいのでしょうか?

生徒2:
分かった。代官様に尋ねてみよう。


(3)時代劇〔場面②和室〕
生徒2:
お願いですから洪水を止めください、代官様。

校長:
承知した。洪水を止めることを薩摩の人たちにお願いしてみよう。
(薩摩の人に対して)洪水を止めて、輪之内の人たちを助けてやってくれ。
先生:
私は薩摩の人です。
かしこまりました。てせどん、きばいもはんとな(薩摩弁「たいへんなことだから、頑張らないといけない。」)



(4)時代劇〔場面③薩摩堰〕
生徒1:どうか、私たちを助けてください。

先生:承知している、最善を尽くすから。

生徒3:
石を積み上げても、洪水はなかなか止まりません。どうすればよいのでしょう?


生徒1:
「じゃかご」を使ってはどうでしょうか。

みんな:「じゃかご」とは何ですか?

生徒1:
竹を編んでかごをつくり、中に石を積めていくものです。これを(たくさんつくって川に沈めれば)洪水は止まるに違いない!

みんな:よし、それを使おう!

生徒1:
私たちも手伝います。
どうやら、洪水は止まったようです。
ありがとう(本当にありがとう)。




(5)クイズ〔場面②教室〕
みんな:そうなんですか、よくわかりました。
 
生徒2:僕は知らなかったな。


司会:
では、次の問題です。
輪之内の人々は、どのように薩摩の皆さんに感謝の気持ちを表しているのでしょうか?

みんな:私たちは、感謝の気持ちを込めて「宝暦治水音頭」を踊っています。


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