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学校行事

行事を中心として、学校生活のようすを紹介します。

カナダ派遣研修 H28.8.18-26
自然編
ラフティング編
観光&ホームステイ編
引率者代表より
 平成10年8月、カナダ・アルバータ州・ヒントン町において、友好姉妹都市・姉妹校提携の調印式が行われて以降、「輪之内町カナダ派遣研修事業」は19回を数える息の長い取組となっています。今年も輪之内中2年生6名と共に、ホームステイを中心とした9日間の研修を無事に終えることができました。
 さて、本研修事業の目的は、次の3点です。これらの目的を達成するため、研修生一人一人は、夏休みの事前研修から当日の活動に至るまで、ひたむきに取り組むことができました。
 とりわけ、お世話になったホストファミリーの皆さんには、人が人として生きていく上で欠かせない、相手への気遣いや分け隔てのない心遣いの大切さを、身をもって教えていただくことができました。
 例えば、緊張感から思うように言葉が出ないでいると、大きくうなずいて、よく分かったから大丈夫だと笑顔を返してくださったり、慣れない英語に戸惑っていると、身振り手振りを交えて、分かりやすく説明してくださったりするなど、皆さんのさりげない気遣いや何気ない心遣いが、私たちの心細く、不安な気持ちを払拭してくれたように思います。
 社会の国際化やグローバル化といった今日的課題が取りざたされていますが、その基本は、流ちょうな語学力や華々しいコミュニケーション能力だけではなく、見ず知らずの私たちに、ヒントン町の皆さんがかけてくださった無償の優しさや思いやりの心こそが不可欠なのではないかと思えてなりません。カナダの雄大で美しい自然や受け継がれてきた伝統文化は、きっと当地の皆さんにそうした無償の優しさや思いやりの心を育んできたに違いありません。
 この研修を終えた私たちは、自らの生き方を問い直すチャンスをいただきました。であるならば、日常生活の中で、さまざまな人たちとの関わりを更に広げ、深めながら、気遣いや心遣い、優しさや思いやりの心をどんどん発揮していこうではありませんか。
 最後になりますが、カナダへの渡航や当地での諸活動が有意義なものになるようにと、微に細に御尽力、御支援くださいました輪之内町当局並びに輪之内町教育委員会の皆様方に、心より御礼申し上げます。

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