学校生活

行事を中心として、学校生活のようすを紹介します。

３年生の総合的な学習の時間に、体験学習を行いました。３年生では、活動テーマを「共生」として、高齢者福祉・幼児児童福祉・障害者福祉の3コースに分かれて福祉についての学習を行っています。 　幼児児童福祉コースの生徒たちは、保健センターで幼児サークルの方が活動している様子や幼児が食べるお菓子作りの様子を見学しました。また、母親のお腹の中で胎児が成長する様子について実際の重さを模擬体験したり、講話をしていただいたりしました。 　高齢者福祉コースと障害者福祉コースの生徒たちは、学校でアイマスクや軍手を使って思うように体が動かない状態で作業を行う体験や、アイマスクと白杖を使って歩行を行う視覚障がい者の疑似体験、聴覚障害者が行っている読話等を行いました。 　様々な体験活動を通して、塩分やアレルギー等を考えてお菓子を作ることの大切さや、体の自由がない中での不便さや恐怖等を実感することができ、相手の立場になって考え行動することの大切さを学びました。今後は、これまでの学習を通して生まれた福祉に関する疑問や意見を保健センターの方に質問するなどして教えていただく活動を計画しています。